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白い乳房を閉じ込めた薔薇の棘

丸い柔らかな曲線の上に、笑窪のような窪みに赤い点が滲みだし
黒い棘が凶暴な爪をたてる。

お前のかぐわしい匂いのする白く柔らかな乳房に、
深く閉ざされていた欲望をよび起こす、
凶暴な鋭い棘の縄。

耳もとで優しくお前の心の殻を溶かす囁き
首筋に這う赤く湿った舌が、脊髄から、子宮へと震えを誘う。

一本の薔薇の棘が、乳房を上から押し縛る。

お前は呻き、悶え、蠢く。

棘が乳房から淫らな血を滲ませ、暗く赤い淫欲の薫りを立ち上らせる。

微かに血の匂いのする乳房を吸い上げ、舌で押しころがす。

乳房はまた身悶えする。

 

一本の薔薇の枝が、股間に溢れる淫欲な証をなぞるように太腿を這いあがり、

その薔薇の蕾を熱く蕩け、だらしなく涎を垂らしている赤い肉の裂け目に押し分け、
淫汁を蕾に絡めて愉しんむ。

蕾の花びら一枚一枚が陰唇を擦り、陰核の皮をめくり上げ、
陰核を押し現し、花びらの襞で擦りあげた。

蕾の額の固い産毛かこそばゆく、むず痒く、お前の陰部を摩りあげる。

お前の淫水のたっぷりと絡んだ薔薇の蕾を、嬉しそうに眺め、
匂いを確かめ、お前を見詰めた。

お前は蕩けた視線をそらし、うつむいた。

 

男はこの薔薇の蕾を乳房に這わせ、お前が震えた。

薔薇の蕾の下のある棘で白い乳房を優しくひっかき、
赤い筋が浮き上がり、お前が震えた。

男は、お前の顎をつかみ眼を見据え、乳首にその薔薇の棘を押付けた。

お前はもはや何も見てはいなかった。快感に震え空を泳いでいただけだった。

 

男は、その蕾を振り上げ乳房をたたき、頬をたたいた。

脇腹をいたぶり、太腿を打ちすえ、
お前はそのたびに呻き、悶え、引きつり、赤い肉の裂け目に熱いものを絞りだしていた。

そして、そのたびに混ざり合いった薔薇の匂いと淫欲の匂いが溢れた。

淫らさに血を沸きたたせ、肉の快楽に蹂躪され、
お前の顔は静かな弛緩の上に浮いているように穏やかであった。


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